ペット好きの飼い主がトリミング見学でトリマーにあこがれた! トリマーのお仕事を解説します

トリマーって何だ?

犬や猫のなかには、ときどき、はっとするほどきれいな毛並みを持っているものがいます。
真っ白な、まるで雪のような毛並みをしているようなネコとか見たことはないでしょうか?
飼い猫です。さすがにノラネコでは、こうはいきません。


この毛並み、飼い主の手が加わっているのかな……。どうやって、ツヤをだしているのだろう?
長いあいだ疑問だったのですが、最近、トリマーなる職業を知りました。たぶん、以前から耳にしていたのでしょうが、
トリマー、トリミングといえば、文字列から空白部分を取り除くとか、グラフィック関係の言葉だとばかり思っていたので。
これだから、デスクワークは……と、教えてくれた友人もこぼしておりました(笑)。


トリマーというのは、ジャパン・ケネル・クラブ(JKC)の公認資格です。正しい犬の飼い方・育て方を普及させることを目的とする組織で、たしかに飼い犬に対する彼女の知識にも驚かされました。そこで、対抗心から、トリミングについて勉強してみました(笑)。

学ぶのはトリミングの技術だけではない

ペットへの思い入れが高じて、実際にトリミングの技術を学びにいく友人もいました。かなり前の話になるわけですが、高校くらいになると動物の世話のできるような仕事に就きたい、と口にする友達が現れますね。中学ではちょっと早いかな。
ペット好き同士が集まると、話はやはりペットのことに及びます。


そんなわけで、わたしも友人の手を借りながら学びました。トリマースクールでの教え方をお話しします。トリマースクールなのだから、てっきりトリミングの技術のみを学ぶのかと思っていたら、そうではなく、接客業に就くわけだからと、接客の重要性も学ぶことになりました(後に詳述します)。人が話しているときに限って、吠えまくるワンちゃんもいますからね。お客さまにどう対応するかは大切です。


トリミングの技術は、ひとりに1匹の犬を与えられて、シャンプーや足や顔、ほつれ毛をカットしながら学んで生きます。

これは、とても恵まれたスクールで、トリマースクールによっては、1人に1匹の犬があたらないところもあります(そのため関心があるなら、受講生のひとりひとりにモデル犬が行きわたるか確認したほうがいいでしょう)。

ペットの健康管理もトリマーの仕事

ペットを飼っている飼い主は動物好きに決まっていますが、犬や猫のことを詳しくしっているかというと、そんなことはありません。食べ物ひとつをとっても、人間が食べられるのだから、犬でも大丈夫だろうという発想をしてしまいがちです。

 

実際、人間用のサプリメントをペットに与えてよいか、製薬会社に電話で尋ねた方もいます。このとき「うちの子に与えても大丈夫か?」という聞き方をしたものだから、製薬会社もてっきり人間の子供さんだと勘違いしたようです。ややこしいですね。うちの子、とはペットのことだったのです。

 

この出来事がきっかけになって、ペット用のサプリメントが開発されるようになりました。ペットの老化防止サプリメントなんか販売されていますね。それはともかく、人間が食べられるから、ペットも食べられると考えるのは、大間違いです。あれは駄目、これも駄目、というのがペットごとにあります。

 

自分のペットが1年で何歳、歳をとるのか、加齢によって食事の量を減らさねばならないのに、食事量が減ってきたので病気かな? と勘違いしたりして動物病院へ連れて行くのは珍しくありません。
シニア用のペットフードって売っていますが、動物も年齢によって食事の量に制限が必要だという表れです。自分の食べた残り物を与えていると、丸々太って返って寿命を縮めてしまうこともあるのです。

 

トリマーの仕事には、犬の健康状態や怪我・病気の早期発見も含まれるので、歯の並び具合や皮膚の炎症などもチェックしないといけません。獣医ではありませんから、専門的なアドバイスはできないですが、病院へ連れて行くようにうながすことも仕事になります。